11月22日に、ディシディアファイナルファンタジーNTの基本無料版である「Free Edition」の配信が開始されました!
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DISSIDIA FINAL FANTASY NT(以下DFFNT)は、元々アーケードゲームとして2015年11月26日から稼働していたものの移植となります。
本記事では、ゲーム内容や、PSPで発売されていた前作までのシリーズとの大まかな違いを中心に触れていきたいと思います。
どんなゲームなの?
国民的人気RPGシリーズであるファイナルファンタジーのクロスオーバー作品です。
元々、1vs1のアクションゲームとして発売され、本家シリーズに勝るとも劣らない人気と支持を得たシリーズです。
当時、ファイナルファンタジーのキャラを思うがままに動かせることや、装備品やアクセサリの組み合わせによる戦い方の自由度がとても高く評価されました。
前作との大まかな違い
バトルシステム
前作であるディシディアデュオデシムファイナルファンタジーは、基本1vs1のバトルシステムで、限定的にアシストキャラが戦闘に介入する形式でした。
今作のDFFNTは3vs3となっていて、前作をプレイしている方は、戸惑うかもしれません。
3vs3といえど、後から味方のプレイヤーとマッチングするソロ出撃と、事前にチームを組むパーティ出撃に分かれているため、無理に知り合いを誘う必要はありません。
細かい操作もPSP時代とは違います。具体的に言えば、フリーエアダッシュとマルチエアダッシュは統合されているし、回避はステップに変更され、無敵時間はありません。
キャラ性能もガラリと変わっています。
ストーリー
重厚なストーリーもDFFシリーズの魅力の一つでした。
しかし、DFFNTにあるのは取って付けたような小話と高難易度の召喚獣バトルのみ。
ストーリーを楽しみたい方は、DFFOO(スマホ向けアプリ)をおススメします!
キャラクター
キャラゲーで最も重要な要素です。前作までに参戦していたキャラのうち、まだNTに実装されていないキャラがいます。(ギルガメッシュやガブラス等。)
ですが心配無用です。前作までに参戦していたキャラはいずれ全員実装すると明言されています。(別途購入が必要になりますが...)
逆にラムザ(FFT)やエース(FF零式)等の、新規キャラクターも数多く実装されています。
DFFNT Free Editionの仕様
前置きが少々長くなりましたが、ここからが本題となります。
対戦モードが中心
元より少なめなストーリーモード(一人用モード)は、完全に削除され、対戦の体験が重視されています。
使用できるキャラは、HEAVY・SPEED・SHOOT・UNIQUEの各タイプから一人ずつ、合計4キャラが一週間ごとに選出されます。
今週(11月22日~)は、上記のタイプ順にクラウド(FF7)・ジタン(FF9)・ティナ(FF6)・ヴァン(FF12)が使用できます。
キャラはずっと使えないの?
キャラ毎に販売されている基本セット(800円)を購入すると、購入したキャラを永続的に使い続けることができます。
...が、この作品に登場するキャラクターは約30人、シーズンパス対象キャラを除いたキャラ全てが使用可能な製品版は、中古にて1900円で叩き売られています。
11月25日までは、追加キャラも含む全キャラが使用可能なデジタルプレミアムエディションのDL版が6371円で売られています。
このことから、このFree Editionは、基本無料のゲームというより、実質的な体験版であると考える方が自然です。
マッチング
このFree Editionは、製品版のプレイヤーもダウンロードできますが、製品版のランクと同期され、初心者狩りはできないようになっているようです。そのため新規の方でも、安心してDFFNTを体験できるようになっています。
私見
この無料版が発売されるまでDFFNTは過疎状態になり始めていて、マッチングに時間がかかることが多々ありました。
ディシディアというブランドがありながら、何故こうなってしまったのかといつも思っていましたが、その理由は発売時期が悪く、魅力的な他ゲーに人が一気に流れたことや、先述したボリューム不足なストーリーモード、オンライン対戦重視の仕様や対戦方式の変化など、従来のディシディアユーザーが求めていたものとのズレが大きかったのだと考えています。
対戦部分は非常に面白いものがあるので、この無料版をきっかけに、ディシディアがもう一度盛り上がることを願っています!
寄稿者 DDD