前記事ではレッツゴーピカチュウ&イーブイから追加された隠しステータスである覚醒値(俗称)について解説しました。
【ピカブイ】覚醒値とは?努力値との差を比較してみた - A級機関
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本記事では合計種族値305のマンキーと合計種族値720、文句なしの最強ポケモンであるアルセウス(ピカブイでは登場しません)の対戦をダメージ計算ツールを用いてシミュレーションします。
合計種族値的にはウルトラネクロズマの方が高いのですが、道具を持たせなければフォルムチェンジできないため今回は除外しました。
覚醒値がどれほど強いのかを検証することがねらいです。
マンキーを選択した理由は序盤で登場するため個人的に印象が強かったことと、格闘タイプなのでアルセウスの弱点を突くことができるからです。
対戦ルール
・レベル50、理想個体を使用
・マンキーは覚醒値を全ステータスに200、アルセウスは努力値を510まで振ることができる
・ピカブイ準拠で道具、特性は無し
・技などを含めたステータス情報はマンキーを先、アルセウスを後に設定する(アルセウス有利)
・技の追加効果と急所無し、技必中、ダメージは全て最高乱数とする
・なつき度補正無し(ピカブイから登場した新要素)
ステータス情報
マンキー
性格 意地っ張り(攻撃↑特攻↓)
技 けたぐり(アルセウスに対する威力120)
覚醒値を振る前
覚醒値を振った後
戦法
とりあえず高威力のけたぐりで攻撃し続けます。
アルセウス
性格 うっかりや(特攻↑特防↓)
技 サイコショック/神速/自己再生/どくどく
努力値 HP4防御252特攻252
努力値を振る前
努力値を振った後
採用意図、戦法
マンキーに対して最も火力の出るサイコショック、先制技として神速を採用しました。
もう一つの勝ち筋として、被ダメージがHP50%未満であればどくどく→自己再生連打で勝利できる耐久プランも用意しました。
努力値は火力を出すために特攻、被ダメージを抑えるために防御にそれぞれ252振り、余りをHPに回しました。
対戦
1ターン目
マンキーの方が素早さが高いので先に行動します。
攻: マンキー Lv.50
防: アルセウス Lv.50
ダメージ: 246〜290
割合: 125.5%〜147.9%
回数: 確定1発
マンキーの勝利!
やっぱり覚醒値強すぎんか...
余談
マンキーはレベル21でけたぐりを習得するので、レベル21の覚醒マンキーでもシミュレーションを行いました。
この場合でもマンキーの先制けたぐりでアルセウスを55%程度削ることができたため、マンキーの勝利となりました。
レベル21マンキーにアルセウスが勝つためには、コスモパワーを採用し1ターン目に防御を上げ、自己再生とどくどくで粘って削り切る、もしくはHPと防御に努力値を252振ることでけたぐりを2耐えし、同じくどくどくで削り切る必要がありました。
レベル21の猿に辛勝する創造神って何なんでしょうね...