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【ポケモン剣盾】ゴチルゼルとTOD

 S2からルールの変更が行われ、持ち時間のほかに総合時間が設定されたため、6世代レート環境で警戒必須であったTODが復活しました。

TODとは?

故意に試合時間を引き延ばし、時間切れ時の判定による勝利を狙う戦術。

6世代環境においては、主に受けループの勝ち筋の一つとして取り入れられることが多かったです。

 私自身S2はまだ10戦程度しか潜っていませんが、既にTODによる勝利を2回経験しています。(どちらもTOD以外に勝ち筋が無かったわけではないが、行った場合確実に勝てる試合展開。)

 やはり、15分という短い時間であれば試合展開を見てTOD狙いに切り替えることも十分可能だと感じました。そのため受けループと言わず微受け回し程度の構築ですらTODを決めることも十分可能だと思います。

 そこで、受けポケをキャッチして起点にすることが可能な影踏みゴチルゼルに注目しました。当初はアシパによる全抜きプランで考えていましたが、全抜きせずともゴチルゼルで逆にTODを仕掛けられることに気付きました。さらに、甘えるや捨て台詞を組み合わせることで並レベルであればアタッカーを起点にしてTODを狙えそうな気もしてきました...極論なまけアイアントと組み合わせれば霊以外であればTODを決めることが可能ですからね。

基本プラン

 以下特筆の無い限りこちらの持ち物は全て残飯想定(エフェクトで時間を稼げるため)

 受けポケに対しては基本的には何やってもハメれます。

 技構成は、眠る/瞑想orド忘れ/アシパ/挑発 など

 残ポケ数同じ状態で一生積み続け、最終ターンに突破して勝ち。

 もしくは...

 甘える/ド忘れ/挑発/眠る@後攻の尻尾 で、

①裏2体のHPが最大かつ、HPの合計値がこちらが勝っている

②裏2体のHPが最大かつ、相手の裏が少しでも削れている

 ①、②どちらかの状況を作り出し、最終ターンにゴチルゼルが後攻眠るを行うことでこちらの全てのポケモンのHPが最大となるため、

 HP割合、もしくは総量による判定で勝つことができます。この戦法はゴチルゼル単体で成立するため、構築を歪めずに受けポケ対策を行うことが可能です。欠点としては、相手もゴチルゼルを十分に警戒しているはずなので、ゴチルゼルを着地させるターンに択が生じることが挙げられます。

すてゼリフから繋ぐ

 捨て台詞で相手のACを下げつつゴチルゼルを後出しし、そのまま甘えるやド忘れで粘ります。

 先ほどのものとは異なり、ゴチルゼル単体で完結してはいないため、構築段階からTODを狙う形にはなってしまいますが、その分安定性、ハメられる範囲は広がるかと思います。そもそもゴチルゼル+シルヴァディと選出してしまった時点で普通に勝つことは厳しいでしょう。

ゴチルアントTOD

 アイアントの仲間づくりでなまけを押し付け、ゴチルゼルでハメる有名なコンボですが環境に食い込んでくることはありませんでした。その理由としては、

・環境に多いゴーストに影踏みが無効

・ダイマックス技が必中

・そもそも有名すぎて対策される(ダイマックスに仲間づくりは不発など)

などが挙げられますが、TODと組み合わせればなまけ状態にして、最終ターンにハメたポケモンのみを倒しても勝ち判定となるため、実用性がかなり上がっています。

また、はりきりアイアントの攻撃性能は非常に高いため、単純にはりきりアイアントにダイマを切って数的有利を作り、後ろの受けポケ2枚でTODを完遂する偽装戦術も強力かと思われます。

追記

www.puni-perpetual.com

実際にTODしてみました。