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タイプヌルの強みと最遅を厳選した方が良い理由

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 現在の環境にタイプヌルが刺さっており、上位勢の構築にも高頻度で採用されていると感じます。流行り始めたのはS2の序盤辺りとずいぶん前の情報にはなってしまいましたが、今一度タイプヌルの強みについて再確認しておきます。

2エース1クッション選出とは?

 厳密にこういった名称が使われることはあまりありませんが、昔から攻め系の構築ではこういった選出パターンを取ることが多いです。

 火力を出せるポケモン2匹に加え、ある程度耐久のあるポケモンをクッション役として選出することで、受けポケで止められることなく、かつ2匹のエースを安定して着地させて立ち回ることができます。

 剣盾の環境においては、ドヒドサニーゴ+ヒヒダルマorドラパルトのような2受け1エースのような選出パターンも良く見受けられます。

 タイプヌルは輝石を持たせることでポリゴン2をも凌駕する耐久値を誇る上、後攻蜻蛉返りや電磁波を駆使してエースをサポートすることができるので、クッション役としての性能が高いです。加えて、高い耐久力を活かしてTODを狙うことも可能です。

タイプヌルを採用した有名な構築 

 先述した通りタイプヌルはクッション役としてはトップクラスのポケモンです。彼を採用した構築は多数ありますが、その中でも最も分かりやすく強く、かつ結果を残しているのは「ヌルアント」でしょう。

 はりきりアイアントは非常に火力の高いポケモンの1体ですが、有利不利がハッキリしている上、不意のスカーフにも弱いため、タイプヌルに攻撃を受けてもらったり、後攻蜻蛉返りで確実に有利対面を作ってもらったりすることでその強みを最大限に活かすことができます。

 例えば、初手にドラパルトと対面してしまった際などはヌルに引くことが大安定の選択肢となります。ヌルがドラパルトに負けることはほぼないため、電磁波を撒くなり蜻蛉返りで後退するなりすればいいわけですね。(鬼火たたりめ型であった場合は高確率で身代わりを所持しているため、ラスト1枠でそちらを対策しておくのがベストです)

最遅を粘った方が良い理由

  タイプヌルは最遅(下降補正+S個体値0)が推奨されていますが、その理由についても一応解説しておきます。最遅のメリットとしては、後攻蜻蛉返りとTOD狙いの2点が挙げられます。

 後攻蜻蛉返りが最も大きなメリットで、タイプヌル対面が発生した際に最遅であれば、相手の蜻蛉返りや電磁波の後からこちらが交代できるため明らかに有利です。また、相手のカバルドンがSを粘っていなければ欠伸の下からとんぼ返りをすることも可能です。

 TODはおまけ的なところはあるのですが、後攻眠るを最終ターンに行うことで確実にHPをマックスにすることが可能です。