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【なしルナ】主人公の性別による難易度考察【FE風花雪月】

  FE風花雪月における主人公の性別。普通にプレイする上では気にするほどの違いもないため好きな方を選んで構わないかと思いますが、本作の最高難易度である引き継ぎ無しルナティック(通称なしルナ)を攻略する上では、些細な違いでも難易度に大きな影響を与えるかもしれません。

性別による違いと考察

CC可能な兵種

 男性はグラップラー、ダークメイジ系の兵種、女性はペガサスナイト系の兵種のCC資格を持ちます。

 中でも男性限定のウォーマスターは成長率補正も優秀で、マスタースキルの「切り返し」も非常に強く、格闘そのものの単体撃破性能も高いため歩行近接兵種の中では最強クラスの性能です。

 女性限定のペガサス、ファルコンナイトも成長率、実用性共に高く、ペガサスナイトのマスタースキルである「飛燕の一撃」はブリガントの「鬼神の一撃」と並ぶ強力なステ補正スキルです。飛行職自体は男性でもドラゴンに乗れるため、兵種的な面で女性を選ぶメリットは飛燕がメインであると言えます。

 しかし、ルナティックにおいては習得初期(EP8前後)では飛燕による追撃が刺さる敵が多いものの、第二部に突入するとステータスがさらにインフレするため、ファルコンナイト等速さが高い敵相手では飛燕をもってしても追撃できない可能性があります。反面、パラディンや弓兵などの速さは割と落ち着いてくるため、飛燕に頼らずとも追撃可能な場面は多いです。

 上記の理由から、ユニット単体での戦闘力では男性主人公に軍配が上がると考えています。しかし、主人公は風薙ぎを習得する数少ないユニットであるため、ルナにおいては素直にアサシンやソードマスターで剣運用するのが無難に強いと考えています。風薙ぎ習得のためには剣の技能を上げる必要があるため、さらにウォーマスターを目指すとなると、個別指導を受けることができない主人公では剣レベルと並行して格闘と斧を上げることは困難でしょう。(行動力を消費すれば上げられるが、引き継ぎ無しでは指導レベル上げが最優先事項)

 そのため、過度な稼ぎプレイを行わない環境を想定するのであれば、男女に実質違いは無いとも考えています。

生徒の個人スキル

ヒルダ、レオニー、シルヴァンが隣接するユニットの性別が発動条件となるスキルを所持しています。与ダメ被ダメに影響するスキルですが、単純に数値が上がるスキルなので終盤になるにつれて影響力は相対的に落ちます。ヒルダのスキルのみ主人公側の火力が上がるスキルであり、数値も+3と高めであるため、主人公を男性にしておくと若干序盤が楽になるといえるでしょう。

シルヴァンのスカウト条件

 女性主人公の場合のみシルヴァンを無条件でスカウトすることができます。シルヴァンを早期スカウトすると破裂の槍を序盤で入手できますが、これ自体は命中が安定しないためルナでは使いづらい印象です。
 シルヴァン外伝クリアで入手できるゴーティエ騎士団は物攻7、回避20、神速の備えと誰に持たせても腐らない性能となっています。なしルナでは騎士団が不足するため、ゴーティエ騎士団は是非とも確保しておきたい騎士団の一つです。
  外伝目当てなら勧誘を急ぐ必要もありませんが、スカウトのために技能や支援値稼ぎなど、少なからずシルヴァンに行動力を割くことになります。女性であればこれを無条件にクリアできるため、その分リシテア、ローレンツ(テュルソス)、ベルナデッタ(囲いの矢)、メルセデスなどの他のキャラクターの勧誘や、指導レベル上げに行動力を費やすことができます。

結論

 どちらを選んでも問題なくクリアできるため、他の難易度と同じく好みで選んで良いでしょう。攻略を楽にするという観点では、黒鷲のみシルヴァンスカウトのため女性を選ぶと僅かに楽になると思います。金鹿ではヒルダの個人スキルを主人公に乗せられるメリットの方が大きそうです。ガッツリ稼ぐプレイスタイルの方は、どのルートでも男性を選ぶ方が良いでしょう。