11/22日に無料版の配信が開始されたDISSIDIA FINAL FANTASY NT(以下、DFFNT)ですが、まだ感覚が掴めないという方もいると思います。
今回の記事は、初心者の方が対戦をする上で留意しておくべきことや、戦闘の定石の紹介が中心となります。
対戦のコツ
ミニマップをよく見る
画面右上のミニマップには、敵味方の位置情報や、ターゲット情報(見ている敵)が表示されています。
慣れないうちはプレイ画面を見つつ、ミニマップを見ることは非常に難しく思えますが、DFFNTにおいて最も重要な技術の一つです。
このミニマップを利用して、自分の死角からの攻撃を事前に予測して回避したり、瀕死の味方に駆けつけたりすることができます。
特に、味方の攻撃をカットするために接近してきている敵をカットするというテクニックは非常に有効です。
味方から離れない
前作までのノリで、1vs1のタイマン勝負を仕掛けていく人がランク帯を問わず散見されますが、今作はチーム戦であり、味方との助け合いが勝負の鍵となります。
味方の近くにいることで、カットもスムーズに進みマイティストライクなどの強力なEXスキルを安全に素早く使用できます。
逆に味方から離れて行動してしまうとこれらのことが全て上手くいかなくなってしまうので、基本的に勝利は大きく遠のいてしまいます。
ブレイブ値の高い敵に注意する
敵が操作キャラのHPを超えるブレイブを所持しているとき、そのブレイブは紫色の表示に変わります。
このブレイブのままHP攻撃を受けてしまうと戦闘不能状態になります。チーム全体で3回戦闘不能になってしまうと敗北となります。
自分や味方の残HPや敵のHP攻撃までの与ブレイブ値なども考慮し、マークする敵を選択することはとても重要です。
高ブレイブ補正と言われるものがDFFNTには存在し、高ブレイブの相手を攻撃することでより多くのダメージを与えることができます。
ターゲット切り替えを番号順に
L2、R2ボタンでターゲット切り替えができますが、この操作に慣れない方もいると聞きます。
通常の設定では、L2を押すと自分から見て左の敵、R2を押すと自分から見て右の敵、L2+R2で自分から一番近くの敵にターゲットを切り替えます。
私はこのテクニックを利用していませんが、ターゲット切り替えを番号順に設定することで切り替えがより確実になります。
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自分に合ったキャラ選びを
無料配信版と違い、製品版は最初から自分の好きなキャラを選択して使用できますが、キャラ愛だけではカバーすることができない程操作が難しいキャラや、立ち回りの複雑なキャラが一部存在します。
その一例が人気キャラであるセフィロスです。
セフィロスは、JCD(ジャストキャンセルダッシュ)という、ブレイブ攻撃をキャンセルし、自由にダッシュすることができるシステムの存在でHEAVYタイプながら異常ともいえる機動力を備えています。
JCDはできるかどうかで、チームの勝敗に関わるほど重要なテクニックなのですが、タイミングは非常にシビアで、上級者であっても安定してJCDができる人は少ないと言われています。
カイン・クラウド・ティナ・バッツ等の、初心者でも使いやすくそれぞれの戦闘タイプの使用感を体感できるキャラからまず使い始めることをおすすめします。
戦闘の定石
DFFNTには、戦闘の定石や暗黙のルールなどが多数存在します。※今後のアップデートでのバランス調整で変更されていく可能性は高いです。
タイプ別の役割
DFFNTのキャラクターには、4つのタイプが振り分けられています。SPEED、HEAVY、SHOOT、UNIQUEです。
各種タイプには強弱があります。SPEEDは機動力を活かし、SHOOTの動きを制限 し、HEAVYは強力なブレイブ攻撃のキープ値を活かしSPEEDのブレイブ攻撃を上か ら潰し、SHOOTはHEAVYの足止めをすることができるという3すくみです。基本ス ロースターターのUNIQUEは、SPEEDとHEAVYの中間の役割ができます。
EXスキルセット
時間経過で、△ボタン+左スティック↑or↓で使用できるEXスキルの編成も、オンライン対戦をする上で大切な要素の一つです。
チームのEXスキルは、1人2枠×3で6つ編成することができます。このEXスキルの編成にも定石が存在します。
まず、範囲内の味方のブレイブ攻撃力を大幅に上昇させるマイティストライクを2枠ずつ、範囲内の味方のHPを徐々に回復させるHPリジェネを2枠ずつ選択します。HP回復手段の限られているDFFNTでは超強力なEXスキルです。
残り2枠を基本自衛力が低いとされているSHOOTがテレポ、範囲内の敵の守備力を下げるシールドブレイク、範囲内の敵のフリーダッシュを使用不可にするスタミナブレイクの中から選びます。この他にも、マイティガードやフォースブレイクが選択される場合もありますが、この3つに比べるとメジャーではありません。
HP攻撃
キャラ毎に4種類あるHP攻撃は、非常に強力なものからロマン技まで幅広いです。
SHOOTがいる場合には近接キャラは遠隔HP攻撃をなるべく持たないことや、サーチ系HP攻撃、ウェーブ系HP攻撃の被りは控えるなど一部暗黙のルールがあります。
召喚獣
現環境ではシヴァ一択です。
主な理由としては基本効果であるブレイブ基礎値への回復速度の上昇や、召喚効果であるブレイブ基礎値上昇、さらに回復速度上昇があまりにも強いこと、それに加えてシヴァが召喚中に氷床やダイヤモンドダストなど厄介なギミック技を使ってくれることなどがあります。
おわりに
本記事で紹介したように、DFFNTには様々な戦闘のコツや定石があります。これらを全て意識してプレイすることはとても重要なことですが、やはり慣れも必要です。
場数を踏んで自分のキャラの強みを理解したり、相手のHP攻撃やブレイブ攻撃を沢山経験することで避け方をマスターすることも大事です。
慣れるまでは上手く動かせないままボコボコにされることもありますが、一度慣れてしまえば問題ありません!
寄稿者 DDD