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FF12の「ガンビット」を他のRPGでも採用してほしい

FF12をプレイしたのは10年以上前で、正直ストーリーに関してはあまり記憶に残っていないのですが、ガンビットに関しては本当に衝撃的で、私のゲーム観、もっと深く言うと興味関心辺りまで影響を受けていると日々実感しています。

とはいえ実際に他のRPGに採用しちゃうと間違いなく炎上するでしょうけど...

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ところで皆さんはドラクエの「さくせん」上手く活用できていますか?

私はあのシステムが苦手で、いつも「めいれいさせろ」オンリーでプレイしています。勿論、レベル上げ等の稼ぎ作業の時はAIに任せていますが、シナリオ攻略をAIに任せると、どうしても無駄にMPを使ってしまったり、使う必要もないのに雑魚敵相手に補助魔法を使ってしまっていたりする印象が強いです。

作品によってはAIが賢いものもありますし、ドラクエ6や7はMPを消費しない強力な特技が数多く登場するので例外もありますが...

ガンビットはプレイヤーが自らAIの行動を設定するシステムです。具体的には、

「目の前の敵→たたかう」のように対象(主に条件付き)とそれに対する行動を設定します。設定数は最大12個で、プレイヤー自身が条件文を直接書くのではなく、あらかじめゲーム内で用意されているものを選択する形となっています。

とはいえ、「氷に弱い敵」「HP<70%の味方」など細かい部分まで用意されているため、それほど不自由なく設定することが可能です。実際の例を一つ上げます。(FF未プレイの方向けに用語は省略)

①「味方一人→蘇生魔法」

②「HP<30%の味方→回復魔法(大)」

③「氷に弱い敵→氷魔法」

④「最もHPの低い敵→通常攻撃」

⑤「HP<70%の味方→回復魔法(小)」

ガンビットで設定した行動は上から順に優先されるため、この例では、

①戦闘不能の味方がいれば蘇生②そうでなければHP30%未満の味方を回復③味方全員がHP30%より高いなら(≒安全)なら氷弱点の敵を氷魔法で攻撃④そのような敵がいないなら最もHPの低い敵を攻撃(確実に数を減らす)⑤HPの低い敵がいない、つまり戦闘していない状況時には軽めのダメージを治療

といった具合に行動するはずです。こういう設定するのちょっと楽しくないですか?

まあ楽しいと思う人が少なかったから以降の作品では採用されていないんでしょうけど...

確かに小難しくてとっつきにくいシステムだとも感じますが、別に設定が上手くいかなくても勉強になると思います。ガンビットはあくまでプレイヤーが設定した通りの行動しかしないため、上手くいかないのであれば自分の設定に問題があったということになります。上手くいったと思っていても特定の条件下、例えば少し離れた場所に敵がいる場合だと機能しないとか、そういった問題点を見つけて試行錯誤していくことがガンビットの面白みかなと。

「味方AIが無能」というのはRPGに限らずどんなゲームでも頻繁に挙がる問題点です。最近のドラクエモンスターズでは、モンスターが使用する特技の優先度設定が可能ですが、これも一つの回答ですよね。